子育てのイライラを減らそう!言葉で伝わらないときは視覚に訴える

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子どもが小さいうちは、何度注意しても同じことを繰り返してしまうときってありませんか。
相手は子どもだと思っていても、ついつい「もう何度も同じこと言わせないでよ!」とイライラしてしまいます。

でも、子どもだってわざと同じことを繰り返しているわけじゃないんですよね。
ましてや大好きなお母さんを困らせたいわけでもありません。
かといって、ただひたすら自分が我慢する、というのにも限度がありました。

恥ずかしながら、実はわたし、あんまり気が長いほうじゃないんです。
ずっと「まだ生まれて数年しかたってない子どもだから……」と心のなかで唱えて我慢していましたが、多分、わたしのイライラはだだ漏れだったと思います。

でも、2人目にしてようやく、『何度言ってもわからないのは、たんに注意したことを忘れているだけなのかもしれない』ということに思い当たりました。

お互いのストレスを減らすために、言わなくても子ども自身が気づくようにする

なにかに熱中すると、他のことを忘れてしまうということは大人にだってあります。
ということは、子どもだっておなじはず。いや、子どもだからこそ、大人以上に他が目に入らなくなってしまうはず。

だったら、忘れてしまっても思い出せるようにすればいいってことですよね。

そう、耳から入る情報だけだと忘れてしまうというなら、目で見て思いだせるようにすればいいのです。
そうすれば、お母さんも毎回注意しなくてもすむし、子供も口うるさく言われずにすむんです。
なんてステキ!

というわけで、さっそく試してみました。

とどまっていてほしい場所を明確に区別する

私がいちばん気になっていたのが、テレビを見る距離。
最初は離れたところで見ていても、夢中になってくるにつれてだんだん近くににじり寄っていき、いつの間にかテレビの目の前で見ていたりしたんです。
何度注意しても効果はないし、抱き上げて離れたところまで移動させても、いつの間にかまたテレビの近くにいたりするんですよね。

でも、ある時ふと気づいたんです。
家にソファがあった時には、その上でおとなしく見ていたな、と。
そのソファは、年末にその役目を終えてわが家を去って行ったのですが、そういえば、なんど言ってもテレビの近くに行ってしまうようになったのはその頃からでした。

とはいえ、もうソファはないので、代わりに座っていてほしいところにバスタオルをひいてみました。
そしたらこれが効果抜群!

ここの上で見るんだよ、と言えば、自らその上に座り、最後まで動くことはありません。
テレビに合わせて一緒に踊っているような時は、だんだんテレビの前に行ってしまうこともありますが、踊り終わった後で「テレビはどこで見るんだったかな?」と言えば素直にもとの場所まで戻ります。
あぁ、こんなに簡単なことだったなんて。
長女の時には、かなり口うるさく注意していた記憶があるので、申し訳なさでいっぱいです。

下にひくものはなんでもOKです。
強いて言えば、床やじゅうたんと同化しない、目立つ色のものだと効果があがるように思います。
それか、好きなキャラクターがついているものとか。
お気に入りのぬいぐるみを並べたりして、思わず座りたくなる雰囲気を作ってみるのも楽しそうです。

わが家の場合は、最終的に大好きなプーさんのブランケットに落ちつきました。
遊びに使ったりもするので、普段からリビングに置いてあるんですけど、最近ではテレビを見るとなると自分で持ってきて、不格好ながらひいて座っています。
それも、ちゃんといつもと同じところにひくんです。
2歳児の学習能力すごいな。

それと、これは保育園で見たことで、家庭で実践するのは難しいかなと思うのですが、参考までに。

長女が以前通っていた保育園では、雛人形が飾られていたのですが、そのまわりの床にぐるっと赤いテープが貼ってあったんです。
なにかと思ったら、小さい子どもたちには「この線からは入らないようにね」と言っているんだそうで。

たしかに、ただ「近づいちゃダメ」と言われるよりも、「この線の中には入らないでね」って言われた方がわかりやすいし、近づこうとするとテープが目に入るから、たとえ忘れていても思い出すきっかけになります。

気をつけてほしいことは子ども自身で気づけるようにすることが大事

いくら気をつけてほしいとはいえ、なんどもなんども注意するのはおとなも大変だし、子どもにとってもストレスです。
わたしにも身に覚えがあるんですけど、なんども同じことを注意されると、たとえ忘れていても「わかってる!」って反抗したくなるんですよねー。

なので、子どもが自分で気づけるようなさりげない環境作りをすることも大切なのかなと思うようになりました。
言われたことを記憶に残しておくのは難しくても、視界に入るたびに子ども自身で気づくことができれば、親がとやかく言わなくても大丈夫な気がします。
なんどもなんども繰り返し思い出すことで、記憶にもしっかり定着しますしね。

この方法は、子どもが小さいときだけでなく、大きくなってからも有効です。
文字が読めるようになったら、紙に書いて壁に貼ったりするのもおすすめです。
『あさのやることリスト』みたいな感じで。

そうすれば、お互いにストレスなく毎日を過ごせるようになりますよ。
ぜひ試してみてください。

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