食物アレルギーを持つ子どもは、保育園でどう対応してもらえるのか 〜給食編

Pocket

保育園に行ったら、食物アレルギーのある子のごはんって、どうなるの?

アレルギーのある子どもを持つお母さんお父さんなら当然の疑問ですよね。

保育所に関しては、厚生労働省が『保育所におけるアレルギー対応のガイドライン』というものを出しています。
強制というわけではないようですが、基本的にはこのガイドラインにそった対応を受けられると思っていいと思います。

とはいえ、ガイドラインを読んだだけで、具体的な対応をイメージするのも難しいです。
それなりの文章量なので、正直なところ、全部しっかり目を通すのも大変だし・・・。

そこで、今回は実際に食物アレルギーのあった長男が、どのように配慮していただいていたのかをお伝えしたいと思います。

”除去”っていったいどんなものなのか。

アレルギーのない子に混じって、給食をどんな風に食べていたのか。

あくまでも、長男の通っていた保育園でのことであって、どの保育園や幼稚園でも同じように対処していただけるというわけではありません。
そもそも対応できるだけの設備がなく、アレルギーの程度によっては受け入れることができないという園もあるようです。
また、業者さんにお弁当を持ってきてもらっている園では、お母さんが毎日お弁当を作って持たせるという話も聞きます。
参考程度にとどめてもらって、お子さんの通う予定の園に確認してくださいね。

SPONSERD LINK

”除去”ってどんなもの?

保育園で給食として出される食事には、家庭で作る食事と同じように、いろいろな材料が使われています。
お米、小麦、卵、お肉などなど・・・。
食物アレルギーのある子は、アレルゲンとなる食材を食べるとアレルギー反応が出てしまうので、その食材を使わないようにします。
これが”除去する”ということですね。

保育園では”完全除去”か”解除(除去しない)”か

ひとことでアレルギーがあると言っても、何をどの程度食べられるのかというのは個人差があります。
たとえば、同じ乳製品にアレルギーがある子でも、Aくんは20ccの牛乳は飲めるけど、200ccの牛乳を飲むとアレルギー反応がでる。Bくんは牛乳は飲めないけどヨーグルトは食べれる、というようなことですね。

保育園では、個々人の食べられるものや量にまで配慮するのは難しいので、基本的には”完全除去”か”解除(除去しない)”かを選ぶことになります。
長男の通う保育園では、乳製品に限り、おやつの時に出る牛乳だけをお茶に変えるという『牛乳以外の乳製品解除』という方法を選ぶこともできました。

アレルギー対応食になった子の給食は、他の子とは別に用意される

他の子と別メニューになるのは、アレルゲンの含まれた料理だけでした。
その他の、アレルゲンの含まれない料理は、他のこと同じものを食べます。
また、除去食もアレルゲンごとに細かくわけているのではなく、たとえば、パンだったら一般的なパンか、小麦・卵・乳製品フリーの米粉パンを選択するという具合ですね。

実は、わたし、入園前に園内を見学したときに、給食室の中を見せてもらったんです。
ちょうど午後のおやつを作っているところだったのですが、アレルゲンを含んだメニューを作っているのとは少し離れた場所で、アレルギー対応食を作っていました。
万が一にもアレルゲンが混入しないようにだそうです。
盛り付けもすべてその場でおこなわれて、ひとり用のお盆にのせた後で全体にラップをかけ、『◯◯くみ △△くん』とマジックででかでかと書かれます。
他の子は、クラスで担任の先生がお皿によそって、それぞれの席に配膳するので、本当に特別対応です。

給食・おやつ時は別テーブルで

基本的には6人掛けのテーブルで食べるのですが、アレルギー食の子に限っては別テーブルで食べることになっています。
といっても、完全にひとりというわけではなく、6人掛けテーブルの横にひとり用の小さなテーブルをくっつけています。
なので、他の子との距離はあるけど、会話に困ることはなく、ひとり寂しく食べているわけではありませんでした。

別に、隣の子の給食をとって食べちゃうわけじゃないんだけどなーと思ってたんですが、ことはそんなに単純じゃないようです。
年齢が小さいうちは特に、手掴みで給食を食べたあとにそのまま隣の子をさわったり、席のまわりに食べこぼしたり、さらにそれを拾って食べたり(笑)するんですって。
うん。その光景が目に浮かびますね。
お子さんによっては、ほんの少量でもアレルギー反応がでてしまうので、一律で別テーブルという形にしているそうです。

ただ、やはり中には「みんなと一緒の机がいいー」とごねごねする子もいるみたいですけどね。
安全には代えられないので、その辺りは例外を出さずに徹底させてもらってますとおっしゃってました。

まとめ

食物アレルギーに関しては、息子の通う保育園ではかなり厳格にルールが決められていて、細心の注意を払って対応をしてくださっていました。
食事は毎日のことだし、アレルギーの程度によっては命にも関わる重要なことです。
可能ならば、入園前に見学に行ったり、アレルギー対応について話しを聞いたりすると、安心ですよ。

続けて食物アレルギーを持つ子どもは、保育園でどう対応してもらえるのか 〜行事編を読む。

Pocket