『ものを大切にする』という気持ちを育てるためには、人の想いを伝える

Pocket

小学校1年生の長女は、あまりものを大切にできません。
特別乱暴に扱っているわけではないのですが、なんというか、『自分のものはどんな風に扱ってもいい』と思っているし、『壊れたら新しいものを買ってもらえばいい』と思っている節があります。

これまでは、扱いが雑でもわざと壊したことはなかったから大目に見てきたのですが、先日自分のクーピーをポキポキと折っている現場を目撃。
理由を聞いたところ、「特に理由はないけど、自分の持ち物を自分の好きなようにしただけのことがそんなに悪いの?」と。
これはいちど、ゆっくりじっくりお話しするべき時が来たなと思いましたね。

洗い物の途中だったので、その場で怒鳴りつけたいところをぐっとこらえて、手の空いたところでゆっくりとお話しすることにしました。

SPONSERD LINK

何をどう伝えればこどもの心に響くのか

これまでも、ものは大切に扱うんだということは何度も伝えてきたつもりでした。
でも、いまいち心には響いてなかったんでしょうね。
残念ではありますが、まぁ、しかたがないのかなと思う気持ちも少しはあります。

今まで私がしてきたのって、子どもに対して「ものは大切に使うんだよ」と言うだけだったからです。
ただ「ダメ」というだけでは、そりゃ心に響くわけないですよね。
そこで、今回は情に訴える方法をとることにしました。

すべてのものは、心を込めて作ってくれた人がいる

クーピーにしろ、消しゴムにしろ、誰かが作ってくれたから私たちが手にすることができるわけです。
まぁ、機械で流れ作業的に作られているんだとは思いますが、そこまで話す必要はないし、少なくとも、その商品を開発した人にはなにかしらの思いがあったはず。

そこで、

「あなたがこのクーピーを使えるのは、これを作ってくれる人がいるからなんだよ。
その人たちはね、子どもたちがクーピーを使って元気いっぱいお絵描きしてくれるのを楽しみにしてるんだよ。
クーピーでお絵描きした子が、楽しい気持ちになってくれるといいな。喜んでくれるといいな。って思いながら作ってくれてるの。
それを、特に理由もなくポキポキと折られてるなんて知ったら、きっとすごく悲しくなると思うよ。」

と、きつい言い方にならないように気をつけながら話してみました。

はじめは「自分のものを自分の好きなように使ってなにが悪いの」と言っていた長女も、話を聞くうちに、いつの間にかしょぼーんとした様子に。
最後には、わたしが悪かった、と言ってくれたのです。

なぜものは大切にしないといけないのか

もったいないから。お金がかかってるから。
そんな理由では子どもは納得しません。
納得したとしても、安価なものだったら壊れてももったいなくないのか、なんて言われたら困ります。

本気で考えると、とっても難しい問題です。
でも、この問題にきちんと答えられない限り、いくら口をすっぱくして「ものを大切に!」と言い続けても、あまり効果はないのかなと思います。

今回、わたしもたくさん考えて、品物にはそれを作ってくれた人たちの気持ちが込められているから、という、ひとつの答えを見つけました。
それが正しいのかどうかはわかりません。
きっと正しい答えなんてなくて、人の数だけ「ものを大切にする理由」があるんだろうなと、なんとなくそんな風に思います。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*